医業経営情報レポート|2021年10月号
医業経営情報レポート【医業経営】
患者のファン化で安定した経営を目指す
満足度向上で固定患者を獲得するポイント
①次期診療報酬改定に向けた検討事項
②かかりつけ医機能強化と医療機関連携を推進
③需要増加を見越した在宅医療・訪問看護への対応
④地域医療構想の実現に向けた入院医療と今後の展望
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2022年診療報酬改定の方向性
次期診療報酬改定に向けて、中央社会保険医療協議会総会(以下、中医協総会)におい て 2021 年7月より議論が進められています。
2022 年診療報酬改定は、これまで進めてきた医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改 革の推進、医療機能の分化・強化、連携と地域包括ケアシステムの推進などを踏襲しつつ、 コロナ・感染症対応を意識した改定内容となる見通しです。
また、2022 年度厚生労働省概算要求における重点要求(ポイント)を見ると、「新型コ ロナウイルス感染症の経験を踏まえた柔軟で強靱な保健・医療・介護の構築」を掲げてい ることから、コロナ対応を意識しつつ地域包括ケアシステムを推進していきたいという政 府の考えが読み取れます。